◆ GOSICK -ゴシック- 第9話「人食いデパートに青薔薇は咲く」感想 【ヴィクトリカは音痴で注射嫌いカワイイ】

バカにバカと言われるほど屈辱は無い

序盤がコミカルなので終始コミカルな感じで終わるのかと思いきや
クジョウが誘拐されてしまうと深刻な事態になってしまってる。


◆ 今週のカオスの欠片以外

◆ ヴィクトリカは音痴で注射嫌いで迷路の家に住んでいた

キサってなに？寄宿舎の略？とりあえず、クジョウから着物をもらってご機嫌のヴィクトリカは初登場の迷路の家に帰ってきた。着物の着方を知らないのをクジョウに知られたくないのか洋服と同じ原理だから聞く必要もないのか独力でカオスな着方をして寝たら翌日風邪をひいてダウン。次回予告で音痴でアピールするほど嫌いな注射を打ちこまれた。灰色オオカミ一族だけに狼の遠吠えをイメージした結果ヴィクトリカは音痴キャラになったんだろうな。

◆ クジョウはどこまで鈍感なんだ？

病人相手に手紙で「バカだなぁ」と言うのはいくらなんでもあんまりだ。しかし、今回はヴィクトリカの援護も期待できない状態と最大のピンチ。次回どうやって逆転するんだろうか？

◆ ブロワ警部のコンプレックス？

クジョウが警察の会議場でブロワ警部達と言い合いになってた時に現れたシニョレー警視総監とは最近疎遠らしい。ジャクリーヌってだれ？シニョレーと関係ある人物っぽいけど。「期待に応えねばならんのだ『彼らのな』」というセリフの彼らって誰を指すんだろうか？ジャクリーヌはシニョレーの娘だと仮定すると「功を立ててジャクリーヌに結婚を申し込む」と判り安くなるんだけど。


◆ 今週のカオスの欠片たち

◆ 美術品闇市場流出事件に首都連続失踪事件

流出事件はその内容通り。美術品は「先の大戦」つまり第一次世界大戦で行方不明になったもの。首都連続失踪事件は若い女子供を狙っているらしい。なんで？

◆ 木の箱に閉じ込められていた少女

マネキン捨て場でクジョウが発見したんだけどクジョウと一緒に警察に行かずに部屋で隠れてのがナゾ。そもそも木の箱に隠れていたのもナゾ。オーナーは「すぐ近くにいるはずだ探せ」と発言してるので重要な秘密を知っているか知ってしまったんだろう。

◆ 怪しいデパートオーナー・秘書？・従業員

従業員はおそらくオーナーから「中国人が来たらホンモノの青薔薇の所に通せ」と言われたんだろう。で、クジョウが似てたから間違えて通しちゃったと。ちなみにオーナーは「少年をよこすわけないだろ」と言ってた。

クジョウがブロワ警部と一緒にデパートへ戻ってきたときに従業員＆オーナー＆秘書はクジョウを初めて見たと言うわ青薔薇が飾ってあった部屋は空き部屋と化しているわと証拠隠滅に走っている。怪しい。

近くの浮浪少年によると１１時５０分デパートの裏口から内装業者（クジョウが断定）が来たらしい。クジョウはデパートから警察に行き、再びデパートへ戻る間に部屋の模様替えをしたのではないかと予測する。オーナーは「すぐに手配を」と言ってたから速攻で業者を呼んだんだろうなぁ。

◆ 悪魔崇拝者の浮浪者伝説と９５７

クジョウが町で突然肩を掴まれたオバサンがアブリルから借りさせられた怪談本に出てくる悪魔崇拝者の浮浪者伝説にソックリだった。オバサンは娘はデパートにさらわれたと言ってた。浮浪少年はオバサンを「９５７（きゅうひゃくごじゅうなな）」と読んだけど何の番号なんだろう？


◆ 欠片をムリヤリ再構成すると

ジャンタンのオーナーが犯人。悪魔信奉者の伝説を利用して若い女性や子供に美術品を盗ませてさらう。で、美術品は闇市場に流して金を儲ける。木の箱の少女はその手口を知られたために監禁した。業者を呼んだのはクジョウが間違ってマネキン倉庫に入った出来事からクイーンベリー号の時と同様、別の部屋に青薔薇のあった部屋を再現させるため。で、そこにクジョウ達を通した。（ブロワ警部が展示会の場所を知らないのが条と件だけど）
とりあえずこんな感じでまとめといて次回に期待。

でも、ＧＯＳＩＣＫの犯人は女がデフォルトという説を基にすると秘書が犯人なんだが・・・そうするとどういう手口になるんだろう？秘書が闇市場の仲介人とか元締めでオーナーがデパートの経営不振の弱みに付け込んで共犯者にしたとか？


◆今期９話だけの順位

まどか＝ＩＳ＞ＧＯＳＩＣＫ＞メリー
安定した面白さだった。ゴシックは導入部分は安定してるんだけどなぁ。
解決編になると途端にヘンになる。


◆次回


第１０話「風邪ひきは頑固な友人の夢を見る」
クジョウなら「ヴィクトリカ！夢見てないで助けてよ！」とかツッコミそうだ。


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